キャンプファイアーの炎と北斗七星


登山のあとは山の近くでキャンプをした。
一日の山行を振り返り、これから先のことに思いを巡らせた。

キャンプファイアーをぼんやり眺めているのは何ともいい。
時折、火の調整をおこないつつ、一杯楽しむ。
そして、深夜、就寝前には珈琲を一杯。その後、シュラフに入るのだ。




キャンプファイヤーの最中、夜空を仰ぎ見ると北斗七星が輝いていた。
こんなにクッキリと見たのは何年振りだろうか。
ちょうど新しく購入したカメラの撮影テストになると思いナイトショットを試みる。
驚いたことに、手持ち撮影でも星は写っていた。カメラ技術は確実に進化しているようだ。
(^_^)


撮影機材: CASIO EX-ZR3000

CASIO EX-ZR3000 アートショット「宙玉(そらたま)」と購入経緯


CASIO EX-ZR3000、実はこのカメラ、遊び心がある。
玉が空中に浮いているかのような写真を撮ることができるのだ。
その名もアートショット、その一機能、「宙玉(そらたま)」がこれだ。

ちなみに、既にブログには書いているが目国内岳の山行は、EX-ZR3000のテスト撮影を兼ねていた。
そのような状況なので、まだまだこのカメラのことを熟知してはおらず、設定操作に戸惑ったり、宙玉をどうやったら上手に使えるのかも分かっていなかったのだ。

それでもワタスゲを何気なく撮ってみたところ...NHK「ダーウィンが来た!」の「ヒゲじい」みたく写ってしまった。CGツールで「目」・「髭」・「口」と「手足」を書き足したくなる(笑)。




せっかくなのでイワイチョウも撮影してみた。
この写真以外にもイワイチョウを数枚ほど「宙玉(そらたま)」で撮影してみたが、どれもこれも花の中に小さな虫が写ってしまい、とても残念な結果となった。
私の感覚としては、宙玉と小さな虫は相性が悪い。きっと宙玉の透明感をスポイルするからだろう。
大自然の中で使うアートショットは、時に細心の注意が必要かも知れない。


さて、 CASIO EX-ZR3000を購入した理由について簡単に書き記しておこう。
実はこれまで様々な山行において、300mmクラスの望遠撮影ができたら良かったと思う状況に度々遭遇した。
たとえば、突如珍しい野鳥に遭遇するとか、遠くにたたずむエゾヤマウサギを見かけるとか、人が立ち入れない場所に咲く高山植物などの被写体を見つけた時だ。
登山をしている人ならば、どなたでも経験したことがあるのではないかと思う。

そこで、望遠に強いデジタルカメラを探していた。
条件的には、常に携帯することが可能な大きさと軽量さが必須。ファインダーは不要。レンズは筐体収納型。
ミラーレスのような出っ張りのあるレンズは携帯時の邪魔となるためきっぱりと除外した。
更に、イメージセンサーはそこそこの画質が欲しい関係から、1/2.3型クラスは除外とした。1/1.7型クラス(裏面照射型)以上が必須ということだ。
望遠域は300mmクラス以上。スマートフォンとの連携が欲しいのでWiFiを必須とした。

こんな条件を満たしてくれるデジタルカメラは世に存在しないものかと探していたところ、私の調査結果として1社だけ該当製品を製造しているメーカーが見つかった。
それがカシオ。デジカメを最初に世に送り出した栄光のメーカーだ。
条件に該当する型番は、現行機種のEX-ZR3100と型落ちのEX-ZR3000。
性能的には変わり映えしないため、山用ということもあり価格の安いEX-ZR3000とした。
某カメラマンのブログでもかなりの高評価を得ていることも好印象。
購入時点での価格は3万円を切っており、かなりお買い得だった。

これからはEX-ZR3000を望遠域メインに使ってみよう。
そう思っていたのだが...目国内岳の山行でテスト使用した結果、望遠域専用で使うには勿体ない性能だということが分かってしまった。
これはなかなか悩ましい事態かも知れない...


撮影機材: CASIO EX-ZR3000

目国内岳とパンケ目国内湿原 その3(2016年7月23日)


数年ぶりに目国内岳の山頂からパンケ目国内湿原へと下った。




ひたすら下ること約30分。
眼前に視界が広がり、湿原の池塘が姿をあらわした。




遠くに雲が見えていて、こちら側に流れてきているようだが天気はまだ持ちそうだ。




パンケ目国内川のほとりにエゾカンゾウとワタスゲの花畑。
この湿原の素晴らしいところは、登山道と湿原との距離がとても近いことだろう。
木道は整備されていないので、登山者は湿原を荒らさないことを心がけて欲しいものだ。




イワイチョウ(ミズイチョウ)と背景にヒオウギアヤメ。




遠くのイワイチョウを300mmの望遠マクロで撮影してみた。
晴天下の真っ白い花が被写体なので、露出補正をマイナス2/3に設定。
もう少し明るく撮ることも可能だが、白飛びしてはあとで補正のしようも無い。ここは抑え気味に撮影することで保険をかけた格好だ。




水の中からはミツガシワが花を出していた。
この花を見るのは何年ぶりだろうか。
初めてこの花を見たとき、花びらに毛のようなものを抱えた姿に驚愕したのを思い出す。
植物(生物)の多様性とは凄いものだ。




ミツガシワを横から撮ってみる。
やはり、花と白い毛がなんとも奇妙に思える。しかし、見慣れると可憐にも思えてくる。




ワタスゲの風景も夏を感じさせてくれて好きだ。




足元にはモウセンゴケ。
どことなく愛嬌があり、食虫植物とは思えない。




パンケ目国内川の水は透き通っている。
水を切り取って撮影するなんて、よほど澄み切っていないとそんな気にはなれない。




地面が赤いと思ったら、すべてがモウセンゴケだった。




静寂の湿原。




しばしの湿原散策。その後、再び30分登り返し、眺望の良い場所を陣取り昼食とした。
パンケ目国内湿原、ここは大切に保護しなければならない数少ない楽園だと思えた。

一応、今回で目国内岳とパンケ目国内湿原のレポは終了となります。


撮影機材: CASIO EX-ZR3000

目国内岳とパンケ目国内湿原 その2(2016年7月23日)


ニセコ連峰の風景にエゾカンゾウが映える。




1時間40分ほどで目国内岳山頂に至った。
案の定、雲が山々を覆い始めているが、これはこれで雄大だ。




羊蹄山の上空は晴れ渡っている。
あちらの山頂からの眺望もまた素晴らしいだろうと思った。




空の雰囲気がなんとも芸術的ともいえる模様を奏でている。




ここから見える岩内岳はとても近い。しかし、歩くとなかなか遠い。




岩内岳の肩の向こう側は日本海。




目国内岳の岩塔部を下り、一路、パンケ目国内湿原を目指すこととした。
過去訪れた湿原の記憶を思い出しつつ、湿原までの長い下り坂を進んだ。


撮影機材: CASIO EX-ZR3000

目国内岳とパンケ目国内湿原 その1(2016年7月23日)


久しぶりに目国内岳へ登ることにした。
天気は上々、気分も上々、暑さも急上昇な日だ。




序盤の樹林帯の登坂は暑くて暑くて撮影する気にもなれなかった。
視界が広がると、ニセコ連峰の山並みが綺麗に見えた。




35mm換算で69mm撮影。




35mm換算で223mm撮影。
ここで気がつく方もいると思うが、普段使っているNikon COOLPIX P330ではここまでの望遠撮影は無理。
今回の山行は、新導入したCASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR3000の試し撮りをすることにした。
どうしてこの機種を選んだのかについては、そのうち説明したいと思う。




広がる雲海。この雲海がこの後、ニセコ連峰を覆い隠してしまう。




前目国内岳まで登ってきた。もう汗だくだ。
目指す目国内岳の方向は晴れ渡っている。




岩内岳も良く見える。その右肩の向こう側には日本海。




光学ズームで300mmの撮影。
泊原子力発電所の1号機~3号機がくっきりと写った。




頂上の岩塔部が良く見えてきた。
地元の蘭越町の方は、昔から「さんこやま」と言っているとか。
頂上の岩の尖がりが3つに見えるからだろうか。詳細は不明。




シロバナニガナが咲いていた。
EX-ZR3000の心配していた白色の写り具合だが、とても見栄えのする発色で好印象だ。




オトギリソウも少し咲いていた。




私が思うに、夏の目国内岳で是非とも見ておきたい花は、なんと言ってもこのエゾカンゾウだろう。
登山道にポツポツと咲いているエゾカンゾウを見ると、その鮮やかさと大振りの花が一瞬、疲れを忘れさせてくれる。




アカモノもたくさん咲いていた。今年初見だ。




7合目か8合目あたりで撮影したニセコ連峰。
写真右から雲が流れてきて、ニセコの山々はもうすぐ見えなくなる気がしていた。
そうなる前に撮影しておく。




標高が上がるとチシマフウロも見かけるようになった。
この花の透き通った紫色は涼し気だ。

次回は山頂風景を掲載します。(^_^)


撮影機材: CASIO EX-ZR3000

大雪山 黒岳 朝焼けの風景など(野営編)


朝、3時過ぎ。空が白み始めた。




薄明りの中、北鎮岳が見える。




雪渓の先端部まで歩き、朝焼けを眺めた。




その後、急ぎ黒岳山頂へ。赤く染まる山々。




お鉢平に雲の滝が流れ落ちていた。
手前には黒岳の影が大きくそびえている。早朝ならではだ。




朝陽と山々の雲海が絵のようだ。




4時半過ぎ、お鉢平は雲に覆われた。




ヽ(^o^)丿




緑岳、赤岳、白雲岳、北海岳、お鉢平などのパノラマ写真。




黒岳からの早朝風景を独り占めし、石室に戻ってみると、昨夜骨折した要救助者が道警山岳救助隊のヘリに収容されるところだった。
手際のよい救助の様子を見届け、昼からの天候悪化を懸念し早々に下山した。

大雪山 黒岳 野営編、これにて終了。
もちろん、今回の山行も素晴らしかったです。
(^_^)v


撮影機材: Nikon COOLPIX P330